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電子カルテシステムについて

医療サービスを効率化するには、電子カルテの導入が必要不可欠な時代です。さきはら内科の医療情報システムは最新の電子カルテを中心に3つの大きなシステムから構成されています。

 

・中心となる電子カルテシステムはクラウド型電子カルテシステムの「医歩ippo」を導入しました。クラウド型の優れた点としては、まず院内にサーバーを用意する必要がないため、導入コストやメンテナンス等の管理コストが大幅に削減できることです。またBCP(事業継続計画)の面からみても、本院に災害などのリスクが発生した場合でも、他の場所において電子カルテを利用した診療業務が継続できる意義は大きいと言えます。もちろん訪問診療先からの利用も可能です。
 

・医事会計/レセプトシステムは、日本医師会の研究事業プロジェクトであるORCAプロジェクトの一環として開発・提供された日医標準レセプトソフト「ORCA」を導入しました・「ORCA」はソフトウェアの大部分を日本医師会が開発し無償公開していますので、導入コスト/運用コストを削減でき非常に経済的です。またバージョンアップもインターネットへ接続することにより簡単に行えます。

・そして電子カルテが苦手とする画像データ等の保管には画像・検査データファイリングシステム「RS_Base」を導入しました。電子カルテシステムの画像データがふくれあがり、画面展開などのパフォーマンスが悪くなったという経験をお持ちの医療機関も多いかと思います。もともとRDBなどのデータベースはデータ量が増えるたびにチューニングなどの作業が必要で、しかも画像系のデータの扱いは不得意です。それなら、画像系のデータは別システムで管理しようということで、画像系データ保存に特化したファイリングシステムである「RS_Base」を導入しました。「RS_Base」も「ORCA」同様、基本的にはフリーソフト(広島県の山下郡司医師が開発)であり、サポート事業者に対しての費用が発生するのみなので経済的です。しかもこのファイリングシステムは、電子カルテシステムに検査機器を接続するより、はるかに簡単かつ低コストで接続が可能です。

システム連携について

クラウド型電子カルテシステムの「医歩ippo」を中心に、医事会計・レセプトシステムの日医標準レセプトソフト「ORCA」、画像・検査データファイリングシステムの「RS_Base」が柔軟に連携して、病院業務をスムーズに運営・管理しています。

その他のシステムについて

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