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FMD検査

脂質異常症、糖尿病、高血圧などの生活習慣病は、動脈硬化と密接な関連があり、心筋梗塞、脳梗塞の原因ともなる恐ろしい病気です。最近の研究で、動脈硬化は、血管壁の硬化に先立ち、血管内皮細胞の機能障害が潜行および先行することがわかってきました。この「血管内皮機能」を知る方法がFMD検査です。カフ(細長い袋状の布で血管を圧迫して血流を調整する)で腕を締めその後の血管拡張を超音波で診る簡単な検査です。

検査名 (略称名)

基準値 (単位)

説明

1

血流依存性血管拡張反応検査 (FMD)

基準値 6-7 (%)

血流依存性血管拡張反応とは、血流量の増加により刺激された血管内皮から血管拡張物質亜鉛化窒素が放出され、血管が拡張する反応です。FMD検査とは、この反応を動脈硬化の測定に用いる検査方法で、エコー検査で診断を行います。血管の拡張率を数値化し、拡張率が低いほど動脈硬化の危険度が増します。

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